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2006/03/31
行く人来る人

執筆者: yuni (10:57 pm)
年度末。いろいろ人が動く季節だ。

八坂から出ていく人もいるし、八坂に来る人もいる。

村役場職員に村外出身者が増えることに懸念を表明する人もけっこういたものだったが。むらの出身でない人が支所の役職についている。
これからは、むらの出身で無い住民を特別視しないようになるだろうか。

保育園のスタッフもすっかり八坂色が無くなるようだ。
保護者会の役員はかつては役場職員が最低ひとりは入るようになっていた。
そのほうが何かと好都合だと考えられていた。これからは、なるべく地元(出身)の人にやってもらいたい。という声もなくなるだろう。

そういえば学校の先生は、むら出身かどうかなんて問われないものだった。
教員は県職員だから当然なのだが。
PTA役員はいずれ順番だが。

地域づくり委員会はとりあえず八坂村をそのまま引きずっている。
それなりに大切なことではあるが、それだけでは「むら」はなりたたない。

合併が決まってから、八坂に移住してくる人が意外にも増えている。
その気にさえなれば八坂にはまだまだ住める家はたくさんある。
貸してくれる人は少ないが、売ってくれる人はある。


大町市のなかで住む場所にどこを選ぶか。

一寸でも南へ転べ。
雪があっても平らなところが良い。

どうせなら田舎らしいところが良い。
なるべく不便なところに暮らしたい。

むらのつきあいは面倒だ。
普通のむらびとになじみたい。

いろんな意見。それぞれの立場。

どっちみちサンダルでコンビニまで行ける環境はごくわずか(冬は無理だし)


村役場の職員が大町市に家を建てたりすれば大顰蹙だったろうが、市になったらもう関係ない。

村に住所がなくても、むらのために働いている人は大勢いた。
これからもいるだろう。

むら出身でなくても、このむらを故郷と思う人が増えている。
親は余所から来た者だけれど、このむらで生まれ育った子供たちにとっては、まちがいなくここはふるさと。
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