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2005/03/06
消防団

執筆者: yuni (8:27 pm)
今日は八坂村消防団の出初め式だった。
(本来なら新年にやるべきことをなぜ今頃やるのかいまだに不思議ではある。)

私は体調が回復せず欠席、八坂村消防団としては最後の出初め式だったので、ぜひ出ておきたかったのだが・・寒い体育館のなかで長時間立ったり座ったりする自信がなかった。

4月から八坂村消防団は分団編成を変えることになっている。6分団を整理統合して3分団とする。従って、私の所属する中央分団としてもこれが最後の出初め式だったわけだ。4月からは切久保分団と合併し第2分団になる(担当地区をあらわす適当な名称を考えるべきという気もするが、大町との合併を見越して番号にしたのかもしれない)。

出初めの後は恒例の慰労会があるのだが、分団合併後は当然分団としての行動になるのだろうか、それとも、元中央分団という単位としてのなにかしらの行動は残るのだろうか。

いまごろ中央分団は大町のどこかの焼き肉屋にいるはずだ。八坂の他の分団もたぶん大町だろう。

来年1月になると、八坂村消防団は大町市消防団に編入されることになっている。大町市消防団では分団は番号で呼ばれているから、おそらく八坂分団ではなく、第○分団ということになるのであろう。八坂村消防団の各分団は○部と呼ばれるはずだ。(名称については決まっているのか知らない)

ついでに言えば、消防団員の定年もちがうので、私は来年度一杯で退団できるかもしれない。そうなれば来年出初め式のために大町まで出かける必要は無くなるだろう。もっともそのあたりの運用については詳細はまだ公表されていないのでよくわからない。

出初め式は、まぁどうでも良い。

だが実際の災害の場面では、いろいろな不安要素がある。現在の八坂村消防団の定年は50歳だが、大町市の基準(何歳なのか忘れてしまった)にあわせればとうぜん若くなる。40代が主力の八坂では団員数は半減する。それに人口あたりの団員の定数という問題もあるので、遠からず大幅に削減になるはずだ。

八坂村は非常に火災が多く、去年は台風災害もあった。山菜とりなどでの行方不明者も毎年出る。休日や夜間の災害が多いので、消防団は常に大活躍である。
以前消防学校に行ったとき、八坂ほど出動の多い消防団は無いという印象をうけた。(良いことではないが役には立っているのだ。)
火災では大町から広域消防が駆けつけるより早く常に消防団が現場に到着し、初期消火にあたる。(広域が到着するのはだいたい出火から30分以上たってからだ。川手方面でも救急車以外は信州新町から来ることは無い)

また去年の台風のときには広域からの支援は皆無だったように、台風や地震など広域的な災害では、地元消防団以外にたよるものは無い。

残念ながら、火災の場合出火元の全焼は避けられないことが多い。しかし類焼を防ぐことができているのは、消防団が間に合うからと行っても良いだろう。見た目の志気はぱっとしないが、実際には仕事ができる集団だ。


市村合併の理由は財政破綻なので、そう遠くない将来。八坂地区の消防は人員装備ともに確実に削減になるはずだ。消防団員の定数は人口割りではなく、面積割りにすべきという議論は一応可能だが、大町市の防災意識を考えればたぶん現実的ではない。

しかし人々の生活がある以上、防災体制は不可欠だ。おそらく、定年のない予備役的な防災組織が必要ということになる。もちろん無給である。


もうひとつ心配なのは、コミュニティーとしての消防団の機能だ。八坂には青年団組織が無いので、特に分団は実質上唯一の男子青年の集まる組織だった。
ソフトボールなどはサークル活動だから任意だが、消防団は公的な組織として、いやいやでも(あるいは表向きのいやな顔をして)集まるのが任務なのだ。(八坂では消防団に入らないという自由はほぼ無い)

各分団に6年ごとにまわってくるポンプ操法大会などは、団員にとってはまったくひどい負担を強いるものだけれども、義理でも参加しなければならないというところに、コミュニティーを維持する機能はあったのだ。

もちろんこういうことは消防団でなければという事はない。

しかし、小西砂千夫先生も高く評価していた消防団の田舎における役割というものには、大町のような都市?とはちがい多様なものがあるような気はする。

村に役場や議会はいらないが消防団だけは必要かもしれない?(とまでは小西先生は断言してないが)
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