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2004/12/18
合併問題懇談会で

執筆者: yuni (11:21 pm)
私は、開会ギリギリに会場についたために、正面の最前列(前の2列は空席)という場所に座ることになってしまいました。集まった顔触れはほぼいままで通りと言うか、村の長老を自他共に認めるような方々と、元合併問題検討委員とかで、いろいろ発言する、まぁ私のようなタイプの人間が数名、30代以下の若い世代がほとんどいないのが、あいかわらずとは言え残念です。

最近いろいろなところで顔を合わせる機会が少なくない村長さん、今日は久しぶりに緊張した面もちで、最前列のうるさそうな村民の顔を気にしながら、あいかわらずの「仕方ないから合併」という話を延々と繰り返すのです。
そんな話はもういいから、これからどうするのかという積極的な話をしてほしいと思うわけですが、どうせダメとあきらめている人がいかに多いことか。

実は議員さんたちがいちばん情けない状態でした。なにしろ誰も特例で在任して八坂の声を届けて欲しいと言ってくれなかったのですから。小さな村の中のこと、議員をやってる人たちがどういう人で、どのようにして選ばれたかみんな知ってるわけですから「八坂の議員さまならいいが、大町市議会議員ってのはどんなもんかいねぇ」と、思ってしまっても仕方ないってことですか。

ここでゴネて、合併を破談にするという戦略をたてても仕方ないくらいに、もう村長さんも助役さんもいらないかも・・・というのが悲しいけれどホンネかもしれない。

せめて「合併協議が守られるか見届ける」などという理由をやめて「新市建設のために1人でも多くの力が必要」という理由で在任特例を主張していただければ良かったんですが、最後までこういう発言をされた議員さんはいなかったらしいです。議員歳費は無駄ということを案外あっさりと認めてしまうというのは議会の見識としては情けない>大町市議会さん。

私個人としては、合併当初だけ特例で大勢残るという、意味不明の制度自体に反対です。合併を機に議会は解散して選挙をするべきだと思っています。定数特例というのも正直言って気持ち悪い。八坂選挙区で1人議員を選ぶ選挙をやらなくてはならないんですよ。誰が立候補するんでしょうか?これっていわゆる地区推薦候補と同じことじゃないでしょうか?選挙になる前に調整ってことをするんでしょうかね。自治会長とか(でなければ誰が)が集まって?
せっかく大町市民になっても、普通のかたちで市議選挙に参加できないというのもなんだかなぁ・・・。

あとは、結局のところ「取れるものはとるべき」というお話です。
「東西トンネル」悪くはない「山を全部削って平らにする」よりはましでしょう。でも費用対効果ってことはやっぱり考えたほうが良い。

「支所が無くなる」ということは考えようによってはあり得ます。というか「どうせそうなるしかない」と皆が思えばまちがいなくそうなります。「どうせ若い衆は来ない」「子どももいなくなる」「学校もなくなる」そして「むらは消えていく」。こういう言葉は良く効く「呪文」なのです、唱えていると必ず実現します。

「これからも、このむらで暮らし続けていきたい」「若者が集まる活気のあるむらにしたい」「お金は無くとも楽しく暮らせるむらにしたい」、こうした言葉も、また「呪文」になります。ただし、簡単には現実化しない。魔法の力は確実に衰えています。人々が望まない方向にはよく効くけれど、夢や希望を実現する力にはなかなかなっていません。魔法がダメなら自力でやるしかないでしょう。

明けない夜は無い・・・うーんもう少し寝てたいんだけどぉ、・・・もうすぐ冬至。
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