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うぇブログ - yuniさんのエントリ
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最新エントリ
2006/04/09
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (9:44 am)
八坂では新市になってはじめての資源ゴミの収集日だった。

八坂村と大町市の資源ゴミの分別基準には微妙な違いがありわかっているつもりだったけれど、収集場所では多少の混乱があった。
各収集場所には地区担当の市職員が立ち会ったけれど、充分に内容を把握していない感じだったので、実際に業者が廻ってくるまで待つことにした。
業者といっしょに来た支所の民政課の担当職員の説明で、はじめて具体的に何を資源ゴミにして何を燃えるゴミにするのかがわかってきた。

八坂村では、容器包装プラスチックの収集についてのかなりアバウトにとらえていたのだが、大町市は厳格だ。

簡単に言えば「こんなにきれいで良いものを燃やすのはもったいない」というレベルの容器包装だけをリサイクルし、細かいものや少しでも汚れのあるものは燃えるゴミにするということだ。

考えの基本として、より多くの資源のリサイクルを進めるというよりは、より低コストで(業者の負担を少なくして)資源を回収するということがあるようだ。結果として、ゴミを出す側の負担が増える、あるいは燃えるゴミが増えることになる。

しかし考えようによっては、石油製品であるプラスチックはリサイクルするよりも燃やした方が良いかもしれない。
プラスチック類はいずれも良く燃えるし、最新の技術で燃やせば有害ガスの発生を抑えることもできる(塩素を含まない単純な炭化水素ならほとんど問題なく燃える)燃やせばエネルギー源にもできるので、化石燃料の消費を抑える効果もある。

一方でリサイクルのためにかかるコストはかなり高いはずだ。洗って出すために、水や燃料を使うし、リサイクルの工程ではかなりのエネルギーを消費してしまうはずだ。

実は、穴を掘って埋めるのがいちばん良いという可能性だってある。

生物資源(紙>木材など)の場合も、全てにおいてリサイクルが良いとは言い切れないはずだ。(牛乳パックは燃やすのがいちばん良いということを提唱している人もいる、そんなことを言う人は嫌われるが)


こうしたことは厳密に研究している科学者もいるはずなので、結果を公表し政策に反映していくべきだろう。


いちばんの基本は、モノをつくりすぎないこと、特にすぐに使えなくなるようなモノはつくらないこと、そしてそんなモノは買わないことだと思う。
2006/04/04
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (8:21 am)
学校はいま春休みだ。

学童保育も4月になって春休みになってしまい、私は仕事に行かず子供の相手をしてすごしている。

八坂村では、4月当初も含め学童保育に春休みは無かったのだが、大町市では4月の入学式前は休みなのだそうだ。

そのことを八坂支所の担当職員も含めて八坂の関係者は3月末まで知らなかった。職員も指導員も保護者もあわてて対策をしなければならかなった。

支所で4/3-4/5の間個人的に預かってくれる人を紹介するという話にもなった。
結局私は仕事を休むことにしたが、ある人は保育園に頼んだそうだ。(もちろん有償)。

以前、八坂村の保育所にも春休みがあった。卒園式から入園式まで1週間以上も休みだったのだ。
私の子供が保育園に入ったとき、いくらなんでもそんなに休まれては困ると要望した。

表向きの理由は進級にあたって子供たちを休ませて心の準備をさせるということだったが、話を聞いていくうちに、普段年休もとれない職員のためにこの時期に年休をとらせたいという事情があることもわかった。

結局全期間は無理でも「自由保育」という名称で何日か預かってもらえるようになった。

春休みというのは、そもそも学校(教育機関)にしかない制度だ。
年度の切り替わりという時期であっても、行政の仕事に春休みは無い。
もちろん学童保育も教育委員会の担当ではなく支所民政課が担当だ。

はたして、子育て支援事業に春休みは必要なのだろうか。
先の保育園の例でも、保育(子育て支援)と学校教育を混同していることがわかる。
2006/04/04
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (7:59 am)
合併から3ヶ月、新年度になったけれどまだ八坂支所の封筒は出来ていない。
八坂村役場の封筒が余っているので当分はこれを利用するようだ。

合併当初は、八坂村役場のそのままの封筒で送られてきた文書もあっが、いまでは下の部分(八坂村役場と書いてある部分)に紙を貼って送ってくる。

takeyamaさんのブログの記事http://takeyama.blog54.fc2.com/blog-entry-448.html
を見て、確認してみたら、

「大町市役所八坂支所」と書いた紙が貼ってある。

八坂地域づくり委員会からの通知は、
「大町市八坂支所総務課 地域振興係」と書いた紙になっている。

ほとんどの職員の意識としては本所と支所という考えになるような気がする。
今回の異動で支所に送られた人は出世した気分にはならないと思う。
ただし、住民団体とのつがなりが多い地域振興係は少し意識が違うということか。
2006/03/31
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (10:57 pm)
年度末。いろいろ人が動く季節だ。

八坂から出ていく人もいるし、八坂に来る人もいる。

村役場職員に村外出身者が増えることに懸念を表明する人もけっこういたものだったが。むらの出身でない人が支所の役職についている。
これからは、むらの出身で無い住民を特別視しないようになるだろうか。

保育園のスタッフもすっかり八坂色が無くなるようだ。
保護者会の役員はかつては役場職員が最低ひとりは入るようになっていた。
そのほうが何かと好都合だと考えられていた。これからは、なるべく地元(出身)の人にやってもらいたい。という声もなくなるだろう。

そういえば学校の先生は、むら出身かどうかなんて問われないものだった。
教員は県職員だから当然なのだが。
PTA役員はいずれ順番だが。

地域づくり委員会はとりあえず八坂村をそのまま引きずっている。
それなりに大切なことではあるが、それだけでは「むら」はなりたたない。

合併が決まってから、八坂に移住してくる人が意外にも増えている。
その気にさえなれば八坂にはまだまだ住める家はたくさんある。
貸してくれる人は少ないが、売ってくれる人はある。


大町市のなかで住む場所にどこを選ぶか。

一寸でも南へ転べ。
雪があっても平らなところが良い。

どうせなら田舎らしいところが良い。
なるべく不便なところに暮らしたい。

むらのつきあいは面倒だ。
普通のむらびとになじみたい。

いろんな意見。それぞれの立場。

どっちみちサンダルでコンビニまで行ける環境はごくわずか(冬は無理だし)


村役場の職員が大町市に家を建てたりすれば大顰蹙だったろうが、市になったらもう関係ない。

村に住所がなくても、むらのために働いている人は大勢いた。
これからもいるだろう。

むら出身でなくても、このむらを故郷と思う人が増えている。
親は余所から来た者だけれど、このむらで生まれ育った子供たちにとっては、まちがいなくここはふるさと。
2006/02/16
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (9:09 am)
今年はこれから大町市長選挙、長野県知事選挙もある。

だがほとんどの人が忘れいてる選挙もある。
農業委員の選挙だ
美麻のブログ「岳山に吹く風は・・・」にこんな記事があった。
こちら

私も一応選挙権があるのだけれど、いちども選挙になったことはないので実感は無い。農業委員がなぜ選挙なのか不思議に思う人さえいることだろう。
それほど、この地域での農業の地位は下がったと言えるのかもしれない。


でも、かつては教育委員だって選挙だった時代があるのだ。
大町市の高校統合問題が大変なことになっているが、いまや教育委員会はまったくの行政機関になってしまって、市民側から意見を差し挟む余地が無い状態だ。


選挙はたしかにめんどうなことも多い。誰かが決めてくれればその方が楽ということもあるかもしれない。
例えばPTAの役員だって、選挙といえば選挙なわけだが、普通順番でやることになっている。そのほうがうまくまとまると考えられているからだ。うちの子の学年は9人しかいないので、充分に話合いができる状態だから、まぁ順番でもいいと思う。

だが、かつて保育園の保護者会の役員の決め方に意見を出したとき「なるべく地元の人にやってもらったほうが都合が良い」とか、「役場の人が入った方が」というようなことを、職員側から言われて驚いたことがある。

流れに乗っていれば全てがうまくいくというのなら、選挙なんてめんどうなことはやめた方がいいかもしれない。でも、流れに乗ったまま、いっしょに沈没しそうなときには、流れを変える(流れから逃れる)必要がある。

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