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うぇブログ - yuniさんのエントリ
 yuniさんのエントリ配信

最新エントリ
2005/01/21
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (10:22 pm)
八坂の隣近所の市町村のホームページをリンク集に登録してあるのですが、そういえば大岡村が長野市に合併したんだ、ということを思い出して、チェックしてみました。

そして「長野市は八坂村の隣まちになったので、長野市のホームページをリンクに加えました。

長野市に合併する前の旧町村のホームページは長野市のトップページからすぐたどれる場所にアーカイブとして保存されています。(これっていつまで続くのか?)もっとも一部を資料として保存してあるというだけで、長野市の行政サービスと重複するような部分は(間違いを防ぐため?)リンクが切れています。

旧大岡村のサイトはそのまま放置されている状態。管理者不在ということでしょうか。せめて村長さんの最後のあいさつとかあるかなと思ったのですが・・

八坂村のホームページは相変わらずの未完成状態ですが、最後の1年にも完成させることは無いでしょう。このまま大町市に合併した場合も資料として保存される可能性は低そうなので、独自にアーカイブ化しておこうと思います。「未完成」というのも歴史的資料ですから。

美麻村のサイトはとても手作り感あふれるサイトですが、長い蓄積の成果としてなかなか充実しています。山村IT先進地の足跡として、過去の記録の掘り出しも含めて、保存の価値ありだと思います。

大町市のサイトはいかにもCMS(注)を利用しつつプロがつくったぽい感じですが、ちょっと冷たい感じ、トップページがゴチャゴチャして見にくいし。末端に行くほど機能不全というか、出先機関のページなど未完成あるいは更新不十分だったり、たまたま担当が頑張ってるのかなというページがあったりですね。

合併後は美麻のスタッフが加わって、親しみやすいサイトに生まれ変わるといいんですが。

いずれにしても「支所」のホームページというのは出来ないと思いますから。
「非公式」な「"やさかむら"のホームページ」としての役割を、やさかむら.netが果たして行ければなぁなんて考えています。


注:CMS(コンテンツマネジメントシステム、yasakamura.netもxoopsというCMSを利用していますが素人の作なので・・・)
2005/01/15
カテゴリ: わたしくごと : 

執筆者: yuni (10:43 pm)
私にとって大切なことは「仕事」よりも「生活」そのものだと思っています。仕事は生活の一部であって、常に生活に従属しています。その仕事がちょっと忙しくて、ときに生活を脅かしているというのが、ちょっと問題かも。

ここで暮らしているということが、私にとって私を納得させるものになっているのか。それが問題なのです。「暮らす」ということは、誰かに見せるためのものではなく、私自身に見せるためのパフォーマンスです。演者としては客にこびるだけでない、自らも納得できるものを創りたいし、観客としてはわざわざ見るに値するレベルを求めます。

この冬は私は、灯油だけで暖をとっているのですが、そのことだけで、充分に落ち込む理由になります。自らの生活能力(パフォーマンス)の低下を感じます。

今年は本気で生活再建をかんがえなければ。

*各地で相次ぐ災害報道などでわかったことですが、実に我が家は「強度半壊」状態と言えるなかで、10年も暮らしているのです。これってどうなんだろうか?
2004/12/18
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (11:21 pm)
私は、開会ギリギリに会場についたために、正面の最前列(前の2列は空席)という場所に座ることになってしまいました。集まった顔触れはほぼいままで通りと言うか、村の長老を自他共に認めるような方々と、元合併問題検討委員とかで、いろいろ発言する、まぁ私のようなタイプの人間が数名、30代以下の若い世代がほとんどいないのが、あいかわらずとは言え残念です。

最近いろいろなところで顔を合わせる機会が少なくない村長さん、今日は久しぶりに緊張した面もちで、最前列のうるさそうな村民の顔を気にしながら、あいかわらずの「仕方ないから合併」という話を延々と繰り返すのです。
そんな話はもういいから、これからどうするのかという積極的な話をしてほしいと思うわけですが、どうせダメとあきらめている人がいかに多いことか。

実は議員さんたちがいちばん情けない状態でした。なにしろ誰も特例で在任して八坂の声を届けて欲しいと言ってくれなかったのですから。小さな村の中のこと、議員をやってる人たちがどういう人で、どのようにして選ばれたかみんな知ってるわけですから「八坂の議員さまならいいが、大町市議会議員ってのはどんなもんかいねぇ」と、思ってしまっても仕方ないってことですか。

ここでゴネて、合併を破談にするという戦略をたてても仕方ないくらいに、もう村長さんも助役さんもいらないかも・・・というのが悲しいけれどホンネかもしれない。

せめて「合併協議が守られるか見届ける」などという理由をやめて「新市建設のために1人でも多くの力が必要」という理由で在任特例を主張していただければ良かったんですが、最後までこういう発言をされた議員さんはいなかったらしいです。議員歳費は無駄ということを案外あっさりと認めてしまうというのは議会の見識としては情けない>大町市議会さん。

私個人としては、合併当初だけ特例で大勢残るという、意味不明の制度自体に反対です。合併を機に議会は解散して選挙をするべきだと思っています。定数特例というのも正直言って気持ち悪い。八坂選挙区で1人議員を選ぶ選挙をやらなくてはならないんですよ。誰が立候補するんでしょうか?これっていわゆる地区推薦候補と同じことじゃないでしょうか?選挙になる前に調整ってことをするんでしょうかね。自治会長とか(でなければ誰が)が集まって?
せっかく大町市民になっても、普通のかたちで市議選挙に参加できないというのもなんだかなぁ・・・。

あとは、結局のところ「取れるものはとるべき」というお話です。
「東西トンネル」悪くはない「山を全部削って平らにする」よりはましでしょう。でも費用対効果ってことはやっぱり考えたほうが良い。

「支所が無くなる」ということは考えようによってはあり得ます。というか「どうせそうなるしかない」と皆が思えばまちがいなくそうなります。「どうせ若い衆は来ない」「子どももいなくなる」「学校もなくなる」そして「むらは消えていく」。こういう言葉は良く効く「呪文」なのです、唱えていると必ず実現します。

「これからも、このむらで暮らし続けていきたい」「若者が集まる活気のあるむらにしたい」「お金は無くとも楽しく暮らせるむらにしたい」、こうした言葉も、また「呪文」になります。ただし、簡単には現実化しない。魔法の力は確実に衰えています。人々が望まない方向にはよく効くけれど、夢や希望を実現する力にはなかなかなっていません。魔法がダメなら自力でやるしかないでしょう。

明けない夜は無い・・・うーんもう少し寝てたいんだけどぉ、・・・もうすぐ冬至。
2004/11/28
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (12:29 am)
美麻の「村の壁新聞ブログ」suika-tohさんの記事
http://www.elm-wood.org/blog/archives/000309.php
を受けて

合併の期日が決まり、在任特例がどうやら認められないことになりそうということで、ようやくこの合併の本質が見えてきたような気がします。

八坂の議会では、在任特例を得るために編入合併を選んだという認識があります。八坂村議会としては編入合併を認めた段階にまで遡って再協議しなければならないことになるでしょう。もちろん、合併そのものは大前提として動かせないものという認識は変わらないので、結局は大町市の言いなりになるという結論しかないわけでしょうが。

合併の期日を出来るだけ先延ばしにして以前と変わらぬ村政を継続し、財政破綻への道をまっしぐらに突き進み、最後は合併で大町市に逃げ込むというのが八坂的な立場なのですから(議会での村長の答弁を読めばそのように解釈したくなります)

「合併協議の約束が守られるかを見守る」というのが大町市議会に加わる目的ということですが、実質1年という短い期間であり、その後の大町市議会では八坂・美麻の影響力は結局無くなってしまうので、そんなことにこだわるの意味はさほど感じられませんでした。

どこの合併の例でも、合併協議の約束は守られないというのが常識です。なぜならば、合併前の協議はあくまで合併時点でのとりきめに過ぎず、その後については「法的拘束力」が無いに等しいからです。新しい市の議会で、状況が変わったからという理由で新たな議決をして合併前の約束を反故にしても、そのことを訴える当事者はすでに存在しないのです。(もちろん村としての法人格はなくとも、住民運動の力があれば有る程度の影響を持つ可能性はあり、約束違反を事前に阻止することは不可能ではありませんが)

合併前に協議会でホンネが出てきたという意味では、少しはわかりやすくなったと思います。

そういえば、八坂では住民への説明がパッタリと止まってしまいました。誰もが望まない合併という共通認識のもとで、あえて住民投票やアンケートはしないけれど、充分説明はして理解を求めるというのが村長の立場だったはずですが、説明もつかない事態に進んでいきそうです。

大町市にとって、この合併の本質は八坂・美麻分の「交付税」が10年間手に入るということにつきるようです。だから、当初に多少の負担はあっても、文句の出にくいかたちで行こうということで、大町市民には説明を控えめにしながら、八坂・美麻議会を納得させやすい「在任特例」という手法をとったわけでしょう。でもさすがに大町市民の声も出始めた、これが「社会情勢の変化」です。

で、結局、住民と関係の無いところで進んでいく合併の姿を見て、多くの住民はいよいよ「役場の合併」という認識を持つようになっていると思います。

確かに八坂村においては「役場」というのは、村の自治を支える行政機構ではなく、優秀な人材が集まる、村最大の「事業所」と考えられている節があります。村長は自ら中小企業の社長のような意識になってしまい、経営破綻を目前に従業員の先行きの心配をして、隣のちょっと大きな会社に救済合併をお願いしている、と言ったら(もちろん言い過ぎです!!!)。

ただし、今回の災害を通じてわかったことは、村役場職員の献身的な努力によって、被害は最小限に食い止められ、復興への道筋がいち早くつけられたということです。

いざというときには「八坂のことは八坂村役場でなければわからない」という事実があります(村民でもわからないことばかりです)。ですから、合併後も具体的な細かいことは支所でやってもらうしかないという行政的な認識が生まれたことは確かではないでしょうか。
2004/11/17
カテゴリ: むらのこと : 

執筆者: yuni (10:09 pm)
美麻村の壁新聞ブログでsaccoさんの記事「収穫祭」
http://www.elm-wood.org/blog/archives/000301.php
を読んで思ったこと。

育てる会の収穫祭、参加できませんでした。レポート書きたかったのに残念でした。

八坂と美麻って実際以上に「距離」があるなって思ってますから、充分に「留学」だと思います。お互いとなり村だけど普段から大町に向いて暮らしているので良く知らないことばかりです。

育てる会の子どもたちは、八坂のセンターから美麻の学校まで通っているし、両方の「むら」にかかわって暮らしているけれど、地元の子どもたちや大人たちは交流少ないですね。
去年はじめて言ったのですが、美麻の「小中学校」というあり方は、また独特の空気があって、八坂の子どもたちにも体験してもらうと良いかもしれない。

合併をチャンスに「むら人」同士の交流が生まれるといですね。とりあえずお隣のブログということでの交流させてもらってますが。

美麻・八坂だけでなく、新町、大岡、小川など、生坂・・・等々、共通する課題もいろいろ有ると思います。
去年の春に一回だけ小川村でそんな範囲の人たちが集まる機会がありました。合併への対応もそれぞれだったりして、その後はあまり連絡もしてませんが、合併後を考えるとき大切にしたい「山のむら」の仲間です。

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